オロビアンコにはライバルが多い
これまで4ブランドを取り上げてきた「オロビアンコのライバル紹介」シリーズですが、今回で5回目です。
これまで紹介してきたブランドは、
オロビアンコのライバル紹介① F. CLIO(エフクリオ)
オロビアンコのライバル紹介② IL BISONTE(イルビゾンテ)
オロビアンコのライバル紹介③ Felisi(フェリージ)
オロビアンコのライバル紹介④ aniary(アニアリ)
と、どれもオロビアンコと同価格帯、もしくは少し値の張る中・高級ブランドですが、今回のムスタッシュはほとんどがアンダー1万円の低価格バッグブランドです。素材で見ても、オロビアンコ含め上記ライバルブランドが本革(または本革とナイロンのコンビ)であるのに対して、ムスタッシュは100%合皮(ポリウレタン?) です。
素材で見ても、クオリティで見ても、価格で見ても、明らかに格下です。
ではなぜライバルと言えるのか・・・。
ここがファッションビジネスの面白いところだと思います。
ムスタッシュがライバル?
なぜこのアンダー1万円の格下合皮ブランドがライバルと言えるのかというと、下の写真を見てください。
はい。
つまりはこういうことなんです。
左のオロビアンコのボディバッグは¥35,700(オールレザー)。
右のムスタッシュのボディバッグは¥5,775(合皮)。
サイズはオロビアンコが高さ約30cm、ムスタッシュが約38cmですので、まぁ似たような感じです。
これがまさか店頭で隣同士に並んでいることは無いと思いますが、現に両ブランドを同一の店舗で扱っているケースはあります。
イオンなどのショッピングモール内のバッグ専門店等。
ひと月のお小遣いが1万円の高校生なら、、、うーん。ムスタッシュ買っちゃいますね。
月給が20万円のサラリーマンなら、うーん、ボーナスまで待つか、とりあえずのつなぎでムスタッシュ買っちゃいますね。
そういう意味でのライバルです。
ただ、これを見て「えげつねぇ~」と思われた方がいるとしたら、ファッションビジネス以外の業界にお勤めですね。
だって、この二つのデザインの元が、そもそもありますので。
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