2013年9月23日月曜日

オロビアンコのライバル紹介⑤ ムスタッシュ(MOUSTACHE)

オロビアンコにはライバルが多い


これまで4ブランドを取り上げてきた「オロビアンコのライバル紹介」シリーズですが、今回で5回目です。
これまで紹介してきたブランドは、

オロビアンコのライバル紹介① F. CLIO(エフクリオ)

オロビアンコのライバル紹介② IL BISONTE(イルビゾンテ)

オロビアンコのライバル紹介③ Felisi(フェリージ)

オロビアンコのライバル紹介④ aniary(アニアリ)

と、どれもオロビアンコと同価格帯、もしくは少し値の張る中・高級ブランドですが、今回のムスタッシュはほとんどがアンダー1万円の低価格バッグブランドです。

素材で見ても、オロビアンコ含め上記ライバルブランドが本革(または本革とナイロンのコンビ)であるのに対して、ムスタッシュは100%合皮(ポリウレタン?) です。

素材で見ても、クオリティで見ても、価格で見ても、明らかに格下です。

ではなぜライバルと言えるのか・・・。
ここがファッションビジネスの面白いところだと思います。


ムスタッシュがライバル?


なぜこのアンダー1万円の格下合皮ブランドがライバルと言えるのかというと、下の写真を見てください。

はい。
つまりはこういうことなんです。
左のオロビアンコのボディバッグは¥35,700(オールレザー)。
右のムスタッシュのボディバッグは¥5,775(合皮)。

サイズはオロビアンコが高さ約30cm、ムスタッシュが約38cmですので、まぁ似たような感じです。

これがまさか店頭で隣同士に並んでいることは無いと思いますが、現に両ブランドを同一の店舗で扱っているケースはあります。
イオンなどのショッピングモール内のバッグ専門店等。

ひと月のお小遣いが1万円の高校生なら、、、うーん。ムスタッシュ買っちゃいますね。
月給が20万円のサラリーマンなら、うーん、ボーナスまで待つか、とりあえずのつなぎでムスタッシュ買っちゃいますね。

そういう意味でのライバルです。

ただ、これを見て「えげつねぇ~」と思われた方がいるとしたら、ファッションビジネス以外の業界にお勤めですね。
だって、この二つのデザインの元が、そもそもありますので。

ダニエル&ボブ(Daniel&Bob)  ¥65,100





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