価格帯やターゲットで一番近いのは、やはりaniary(アニアリ)でしょうか。
革はかなり良いものを使っていると思います。
オフィシャルサイトで表明しているこだわりがそれを裏付けています。
~以下引用~
“革”に込めたアニアリの愚直な思い
日本の革鞄はダサいと言われたくない・・・。結局のところ、この一念がアニアリというブランドの原動力なのかもしれません。
「革本来の味を出すと、色や風合いにどうしてもばらつきが出るから、大手メーカーはいやがる。顔料でベタベタにした革の味を度外視したものじゃないと、商売上がったりなんだよ」
(イタリアやイギリスの革に見劣りしない革が日本でも生産できるのに、市場に出回らないことに対する日本の皮革メーカーの言)
私たちはこうした状況に完全に腹をくくりました。100%ジャパンメイドの鞄でもこれだけのものができるということを、ここらで一度ガツンと世に知らしめてやろうと。
~引用終わり~
アニアリは、製品開発へのこだわりだけでなく、ブランディングのために、最終的に消費者の手にわたる小売店での陳列にまでメーカーとして口を出します。
従って、アニアリは、アニアリが「ここだったら、ブランド価値が下がらない」と判断したお店でしか置いていません。
たとえば、オロビアンコを取り扱っているお店で、「うちにもアニアリを卸してくださいよ~」と言っても、簡単にはうんと言わないのです。
利益だけを追い求めていたら、どんどん販路を拡大して、売りまくりますよね。そうなると、生産が追い付かなくなってクオリティーが下がったり、売れ残った商品が店頭で値引き販売されて、ブランド自体が死んで行きます。
そういった意味では、非常に成功している稀有な国産バッグブランドと言えると思います。
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